12/6 君もエコノミストになれる

 円安が進んでまんな。 毎年クリスマス近くになると大きく動くので、今年は128円近くまで行くかもしれない。 この流れは当分止まらないでしょう。 来年には150円、中長期的には180から200円くらいまで行くような気がするぅ〜。

 理由を問われれば答えることが出来ず、強いて言えば『日米金利差だから』と、まったく説得力に欠けるのですが、それでも当たるかもしれない。 エコノミストが色々調べてよくよく考えても当たらないし・・・。 為替に関してはまったくのシロウトである僕のような人間が当たる場合もある。 どちらが当たる確率が高いかと言えば、50対50程度でしょう。

 そもそも、エコノミストという商売は何なのでしょう。 色々な予想をしているが大きく外れても責任を取るわけでもない。 責任取らなくていいからまったく危機感がない。 外れても外れても性懲りも無く書籍を出す。 去年あたりに、インフレにすれば景気が回復するなどと、インフレを待望した日本のエコノミストがどれほど多かったことか。 マスコミももっとマークして、外したらメディアにしばらく出さないなどのペナルティを考えてもよさそうだが・・・。 しかしそんなことをするとメディアに出られるエコノミストがいなくなってしまうのが怖いのか。

 ソコソコの学歴があって、話しが上手ならエコノミストになれる。 ソフトな語り口ならテレビに出れる。 当たるも八卦、当たらぬも八卦。 鋭さなど問題ではない。 テレビに大事なのは”見てくれ”。 喋りが上手くて、なんとなーく説得力があれば、君もエコノミストや株式評論家になれますぞ。  

 


 

11/29 政府も野党も何をやってる!!

 先週発表した三菱UFJFGの中間最終利益は7117億円、みずほと三井住友もそれぞれ前年同期比44.7%増の3385億円、同7.3倍の3923億円。 結構なことだがいったい誰のおかげでここまでこれたのか。 何兆にも上る公的資金、ゼロ金利政策があった上でだろう。

 99年ごろ長谷工、熊谷組、間組、トーメン、藤和不動産など脳死状態だったものが助かったのは誰のおかげか。 それぞれ何千億円もの債権放棄がされたからではないのか。

 バブルで踊った大手銀行、大手建設会社、大手不動産会社にいったい何兆の支援を国はしたのか。 大手は助けて中小や個人には知らんぷりと、そんな冷たい行政がいつまで続くのか。 しかも、大手銀行等は原因が彼ら自身にあったのに対し、今回被害に遭われている住民にはなんの落ち度もない。 政府も政府だが野党も野党だ。 何故、黙ってる。 

 命を助けてもらった大手銀行や大手建設会社、今度は彼らが助けるべきだ。 大手銀行の中間利益だけでもおつりがくるだろう。

 


 

11/25 許せん!!

 昨日、木村建設の社長が報道陣の前で破産する旨の文章を読み上げたが、「いかんともし難く、破産します」のところで声を詰まらせた。 誰が見ても嘘泣き、下手な芝居であることは明白。 涙が出てないんだよ。

 早々と破産すれば、後は何も出来ないとでもいいたげに。 居住者のことをまったく考えてない。 最低の人間であることは明らか。 最低の人間が考えることは以下の通り − 「破産すれば何も出来ない。 株式会社だから破産しても私財を取られる心配がない。 数ヶ月もすれば、また大きな事件、事故でこの問題も騒がれることは少なくなるだろう」 − その程度にしか考えていないのだろう。

 豚箱に行ってもらいましょう。 情状酌量の余地はなし。 死ぬまで臭い飯を食ってもらいましょう。 じゃないと、世の中良くならない。

 


 

11/24 私は成功して見せます。

 ある結婚式でのある男女の会話。

利彦 「僕もね、監督を失ったときがあるんだよ。 最初は良かったけど、結局、うまくいかなかったなぁ。」

尚子「私は成功して見せます。」

 物事が上手くいく一番理想的なかたちは、老人と若者が融合したとき。 老人の知恵と若者のパワーと発想が融合すると素晴らしいものが生まれる。 ノーベル賞をとっている人も若者との共同研究が少なくない。

 老人だけでは成功しない。 一般に、人間は年をとるごとに保守的になる。 老人は多くの失敗をしているので、危ないことをしない。 危ないことをしないから、失敗もない代わりに成功もない。 コレの最も悪い例が気象庁の地震予知部隊。 発足してから3、40年経つというのにこれと言った成果がまるでない。 大学の爺さんだけが携わっているからだ。

 一方、若者だけのグループはどうかというと、失敗もあるけど成功もある。 若者のいいところは『怖いもの知らず』だろう。 怖いもの知らずでガンガン行って、多少の壁でも勢いで乗り越える。 しかし、いくら才能があって運のいい奴らでも大きな壁にぶつかることもあるだろう。 

 スポーツ選手の敵は怪我と時間。 30才を超えて怪我したら完璧には絶対治らない。 時間というのは、老いとの戦いのこと。 持論だが、天才を除く人が一つのことをやり始めて10年経つと、なんとな〜くわかりかける。 20年経つとかなり分かってくる。 しかしスポーツ選手にとって20年という歳月はとっくに引退しているか、長い人でも引退を考えている時期になる。

 Qちゃん自身が「チームQは手探り状態でやっている」、と答えていたが、そのうち大きな壁にぶつかるだろう。 そのときに長老の知恵を借りたい。 長老もきっと喜んで答えてくれるだろう。

 


 

10/22 円安

 このところ円安が続いていますね。 ドルが115円を突破してきました。 現在、為替を動かしているは、貿易収支ではなく金利。 金利が高いところにお金が集まり、その国の通貨を高くしています。 アメリカの金利は高くなれこそすれ安くはならない。 よって円安ドル高が続いている。 チャートから判断しても、この円安は当分続きそうです。 年末には120円を伺う展開になるかも。 で、僕はこの前、GSドル建てMMFを購入しました。 金利は現在のところ年3%。 

 最近、書店でよく見かけるFX(外国為替保証金取引)入門書。 ”株よりローリスク”なんてサブタイトルがつけられている本もあるけど、とんでもない。 FXはハイリスクハイリターンと肝に銘じていないと痛い目に遭うでしょう。 僕も勉強がてらに今年からやり始め、現在はニュージーランド$をほんの少し持っています。 僕のレバレッジでは、5円の円安で投資資金の倍になり、5円の円高で投資資金がゼロになります。 ん〜ん、博打っすね。 

 


 

10/21 調整なくして成長なし

 最近僕は、日経平均もチェックしてないので、六日に渡って安くなってたことさえ昨日まで知らなかった。

 1990年以降から株式取引を始めた人は、下げ相場の中を売買していたことになります。 2003年に大底をつけるまでは下げ相場しか経験してない。 下げ相場の中では空売りが有効であり、また買う側に向かっても短期間での利食いが必要でした。 短期に利食わなければ、あっという間に買値まで下がり、その買値で止まらないので逆に損を出してしまう。 だから、必然的に短期売買が身についてしまった。 手数料の大幅な値下げも手伝い、デイトレードやそれに近い売買をする個人投資家も少なくなくなってしまった。

 ところが今は上昇相場。 下げ相場で調整(だましの上げ)があったように、上昇相場でも調整があるのは当たり前。 相場というのは調整を交えて成長していくのだから。 また、株を持ってなかった人にとっては絶好の仕込み場でもあるわけです。 先月から何度も言っているようにバイアンドホールドを貫くべき。 売ったり買ったりでは儲けは少ない。 僕の言っていることが正しいかどうか、2年も経てば分かるでしょう。 2年後に、「ああ、あのとき、K-Fundさんの言っているようにずーっと株を持っていたなら・・・」

  もしもこの読みが外れたら、僕は株から撤退しますヨ。 責任とって、当サイトも閉鎖します。   

 


 

10/13 反省と分析と

 ほとんどの人は失敗したときに反省をします。 どこが悪かったんだろう、と。 まったく反省しない人に進歩がないのは言うまでもありませんが、”反省”も意外に難しい。 なぜなら、的確に反省しなければならないから。 省みなくてもいいことを一生懸命反省して、大事なことを蔑(ないがし)ろにしてしまう。 或いは、何でもかんでも反省する人はプラスのエネルギーを抑制してしまい、ナカナカ前に進まない。 ”適度に反省する”、このさじ加減が難しい。

 忘れがちなのは、”成功したときの分析”。 こちらの方が意義があるかも。 〜なぜ、成功したのか?  なぜ、儲かったのか?  たんに運が良かっただけか? それとも、xxが良かったのか?

 僕は、儲かったときのパターンを持っている。 また、失敗したときのそれもある。 20年もやっていれば、ある程度のパターンが創られる。 ここまでくれば話しは簡単。 儲かったときのパターンで行けばいい。 多少色付けして・・・ 

 


 

10/10 BRIの懸念

 訂正とお詫び

 8日に”ロシア株はそれほど上昇してない”と書いてしまいましたが、間違いでした。 2001年からロシアの株価指数は約4倍になっています。



 この三連休にBRICsのことをずっーっと考えていたんだけど(寂しい人生)、結論から言うとBRICsは本当に長期、つまり10年以上のスタンスで考えることが必要でしょうね。 マイナス要因は以下の通り。

@今は原油が高いから産油国であるロシア等の株が上昇しているけど、この原油が下げに転じたら、買われ続けてかなり高くなった株も安くなる可能性が高い。

A中国の成長に陰りが見えると、中国へ鉄鉱石等を輸出して恩恵を受けているBRIが痛手を食う。

 だから鍵を握るのは原油と中国。 とくに中国の成長の陰りが世界の株式市場のマインドを冷え込ませるかもしれない。

【結論】 中国株もそうだったけど、BRIも上下の幅が大きいと思います。 だから、10年くらいを目処(めど)に、超余裕の資金を少し投入すべきでしょうね。 大勝負は危ない。 大儲けしようと欲を出すから大損する! (中国の景気が失速したら、BRIもそのとき考えればいいかもしれない)  

 エマージングファンド情報徹底研究

 


 

10/8 買いたいものいっぱい

 最近は買いたいものが多くなった。 第一に日本株。 今後1〜2年の日本株は世界でトップのパフォーマンスを見せるでしょう。 次にBRICs。 ブラジル、インド、ロシア株とも原油高を追い風に順調に高くなっています。 もっとも東欧(チェコ、ハンガリー、ポーランド等)に関してはこの3年間に毎年30%以上の上昇を見せており、流石にスローダウンするかもしれませんが、ロシアの上昇率はそれほどでもなく、今後に期待が持てます。 また、インド、ブラジルの上昇具合も2003年1月ごろを底に順調にほどよく上昇しています。 上昇率は違うけど、ほぼ日本と足並みがそろってます。

 BRICsの最も大きな強みは、資源の豊富さにあります。 ブラジルは鉄鉱石、石炭、天然ガス。 ロシアは、鉄鉱石、原油、天然ガス。 インド、中国も鉄鉱石、原油、天然ガス、石炭。 それぞれ広大な土地を持ち、豊富な資源の下、労働力も安い。 カントリーリスクはありますが、長期で考えれば”買い”でしょう。

 ならば中国株はどうか。 GDP9%台の高成長が続いているにもかかわらず株価は低迷しています。 国内投資家のみしか参加できない上海A株にいたっては、2001年6月に最高値2341ポイントをつけ、その後下げ相場に入り現在は、高値の約半分の1200ポイント付近。 株価低迷の最大の原因は需給関係の悪化と言われています。 供給面では上場する企業が膨らみ続け、需給面では株式市場に不信感を抱く個人投資家の株離れが進んでいる。 理由は、政府や国有企業が保有し市場で取引されない株の割合が高く(時価総額の約7割)、需要動向を無視して大型増資に踏み切るケースが多く、それが投資家の不信を募っている。 我々が買えるH株、レッドチップは高止まりの気配。 長期(10年以上)で見ればいいかもしれないが、中期(3〜5年)では難しいかも。

 いずれにしても”長期投資”が基本になるでしょう。 ひとたび買ったら暫く放っておく。 放っておく自信がないのなら買わない方がいい。 しょっちゅう株価をチェックして、少しの下げで売ってしまうようでは長期投資家としては失格でしょうね。

 参考文献:図説BRICs経済 門倉貴史著 日本経済新聞社

 


 

10/6 長期展望

 今から3年前、2002年の5月ごろ、僕は中国株に手を出しました。 そのときに思ったのが「中国株で大もうけして、次は中国を売ってインドに投資するか」と。 絶妙のタイミングではないにしても、今のところほぼ構想どおり。(当初、中国は10年くらい持つつもりだったが)

 で、次の展望が日本株、特に大型株(重厚長大産業)で儲けて3年後、その儲かった分でソニーを買う。 一方、海外は、現在インドとロシア・東欧に投資しているから、5年くらい稼いでもらって、次は中南米やアフリカの一部を狙う。 中南米、アフリカまで行けば一応世界を一周する。 中南米、アフリカの後はアメリカに戻る。

今日の言葉:BRICs(ブリックス)−−Yahoo!辞書より

 ブラジル、ロシア、インド、中国の4か国の頭文字をとった造語。アメリカの大手証券会社ゴールドマン・サックス社が、2003年秋に投資家向けにまとめたリポートで用いて注目されている。現在のペースで経済が発展していくと、上記4か国が世界経済地図を大きく塗り替えるという予測である。今後30年以内に、日本経済は規模のうえで中国はもちろん、インドにも抜かれてしまう。2039年には、現在の世界の経済大国のトップ6か国(G6)であるアメリカ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリアの合計を「BRICs」が経済規模で上回り、2050年には中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順となるとしている。BRICsが今後30〜50年の間に浮上することは、世界のパワーバランスにも大きく変化をもたらすともいわれている。BRICsはそれぞれすでに地域大国となっており、中国、ロシア、インドは核保有国、中国とロシアは国連安全保障理事会常任理事国として拒否権を行使することができる。これらの国々が経済的な実力を身につけることで、世界はアメリカの一極支配から、「多極化」構造へと変わっていくと予測する研究者もいる。

 



10/4 捨てる技術

 僕は銘柄選出に専ら四季報を使いますが、いかに絞るかにいつも悩みます。 スクリーニングで選びぬかれた中から、これぞというのを選りすぐらなくてはならない。 あれもイイ、これもイイと、目移りしてしまうとワケが分からなくなります。 潔くスパッと”捨てる”ことが大事だと、いつも思います。 

 同じように情報も多ければイイというものではない。 確かな情報があれば、それだけで十分。 情報を多く取り入れれば、それだけ迷いも多くなります。

 2年前の春、2003年3月ごろ、そう、ちょうど日経平均が8千円弱のどん底だったとき、僕は二人の意見を耳にしました。 一人は心の師である長谷川慶太郎氏。 もう一人は、ドイツ証券のM氏。 長谷川さんは強気、M氏は超弱気と二人の意見は両極端でした。 僕自身、色々な指標から強気と感じていたのですが、M氏のあまりにも説得力ある語り口により、今ひとつ強気になれなかったのです。 結果は今の通り。 ドイツ証券のM氏が悪いのではありません。 M氏の言葉に心がぐらついた僕が悪かったのです。

 今、僕の信じる株情報は、四季報と長谷川さんだけ。 テレビ東京のモーサテ、株OB、CBは見ません。 心が乱れます。 このように、不要だと思われるものを捨てていけば心に余裕が生まれ、『真』が見えてくると思います。

 


 

 

2005年7〜9月

 

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