悠悠自適
2000.2.18
Wonder
浦島太郎
浦島太郎の物語ほどガテンのいかないものもない
まず、子供に苛められている亀を助けるのに
お金で処理してははいけない
「苛めてはいけない」と怒るだけでいいのだ
とりあえず、それはいいとして
助けてもらったお礼に竜宮城へ行き
乙姫に会い、鯛やヒラメの踊りを見る
もちろん、それは問題ない
モンダイは最後だ
乙姫様が玉手箱を渡す
この渡すときがオカシイ
「決して中身を空けないでくださいね」
人にお土産を上げといて「空けないでね」はないだろ
浦島が地上へ戻ると
家もない、家族もいない、知り合いもいない
浦島が何をしたというのだ
途方にくれて、玉手箱を見る
そりゃー、空けるよ
すると、白い煙が出てきてお爺さんになっちゃう
乙姫め昔話はほとんどの場合、『教訓』を含んでいる
たとえば、『おむすびころりん』は、欲張ってはいけない
『金の斧、銀の斧』では、嘘をついてはいけない
など
そこへいくと、浦島太郎は何を教えているのだろうか
見て見ぬ振りをしたほうが災難に遭わない、か[解説]
浦島太郎には別の説があって
亀を助ける話しは、
海釣りをしていて何度も同じ亀を吊り上げ
逃がしてあげたお礼に竜宮城へ招待する、という説
白い煙をかぶるとお爺さんではなく、鶴になるという説
それぞれ後者のほうが本当らしい
特にお爺さんになるというのは
文部省のデッチ上げとか浦島が竜宮城に滞在したのは3年
しかし、実際は700年だったそうな
鶴になったので後300年は生きられるそうな
助けた亀は宇宙ロケット、竜宮城は宇宙船
乙姫様は宇宙人
その宇宙の3年が地球時間の700年にあたる
という説もあるそうな
男尊女卑
日本の昔話を紐解くと
男尊女卑だったことが如実に分かる
いい人はすべてお爺さん
悪い奴、意地悪はみんなお婆さん
たとえば、枯れ木に花をさかすいい人はお爺さん
雀の舌を切るのはお婆さん
おむすびころりんで優しいいい人はお爺さん
欲張りなのはお婆さん
オオカミ
オオカミは悪い奴の代名詞
おくりオオカミ
処女オオカミ
オオカミみたいな奴...童話に出てくるオオカミも
赤ずきんちゃん
三匹の子豚...
おそらく家畜を襲うから悪い奴になってしまったのだろうが
それにしても言い過ぎだ'68フランス映画で
ウイリアム・ホールデン主演のクリスマス・ツリーというのがある
子供が放射能におかされて白血病になって死ぬのだが
死ぬまでの半年間で
この子はオオカミを飼う
オオカミを愛する
原作者は、オオカミは普通の生き物
憎むべきものは核なのだ、と
言ってます
Religion
矢沢永吉
5年ほどまえ矢沢さんがニュースステーションにでてたとき
久米さんにこんなことを言ってました
「やっぱり幸せって、一日にどれほど笑うか、じゃないかな」
やっぱり笑いか
丹波哲郎
天国とか霊界とか
一見、荒唐無稽(こうとうむけい)のようなことをおっしゃってるけど
僕はこの人が好きです
よーく話しを聞いてると
けっこういいこと言ってる
たとえば「自殺をすると天国に行けない」
これは、自殺をしてはいけないという教え
あるいは、「天国のセックスは物凄く感じる」
これは、死の恐怖を取り除くため
つまり、天国や霊界を使って
いろんなことを教えているわけだ
そして、忘れられない一言
「人間は修行するために生まれてきた
修行というのは坐禅をくんだり滝に打たれたりすることじゃなく
人のために何かをしてあげることなんだよ」
天国と地獄と神に悪魔
すべて人間の創った概念
『天国』という概念は
死の恐怖の軽減
あるいは、良いことをすれば天国にいける
つまり、良いことをしようという教え『地獄』という概念は
天国とは逆に悪い事をすれば地獄に落ちる
悪いことをしないようにという道徳的教え
ちなみに、昔の母親は小さな子供に
「嘘をつくとエンマ様に舌を抜かれるわよ」と言ってた
母親が嘘をついてたわけだが『神』という概念は
信じることが力になることの教え
人間が何かことを行うのにあたり
完全無欠な神様を味方にすることで
勇気が湧くというわけだ『悪魔』という概念は
人を憎むことを軽減する知恵
たとえば、戦争を悪魔のせいにする
あるいは、殺人鬼を悪魔と思い込む
さすれば、人を恨まなくてすむもちろん、これらは僕の考えであって
人それぞれの考え方があっていいだろう
ただ、こういった『考え』を他人に押し付けてはいけない
山手線
日曜の夕方、山手線に乗っていたら
ヘンな若い奴がいた
乗客のひとりひとりに
「あなたは今日、幸せでしたか?」
「....」
「あなたは今日、幸せでしたか?」
「....」
誰も答えなかった
だんだん、俺のほうへ近づいてくる
(こっちにくるな)
しかし、来た
「あなたは今日、幸せでしたか?」
「....」
俺は、みんなと同じく、答えなかった
しかし、心の中で言ってやった
「ああ、幸せだったよ。おまえにさえ会わなけりゃ」
Woman
ナンパ哲学
若い頃はよくナンパに励んだものだ
ナンパの極意は、ガンガンやること
女の顔をチェックしてはいけない
可愛いだのブスだの考えているから店に入っちゃう
とりあえず、女のカッコをしていたらガンガンいく
小走りでいく
そう、ナンパの極意は『小走り』
で、女がブスやおばさんだったら、「ゴメン」と言えばいい
下手な鉄砲数うちゃ当たる
七転び八起き
打率は1割でもいいのだ昔の相棒に小宮というプロがいた
こいつは凄かった
できるまでやった
零時を回ると、もう何でもよい
ブスでもおばさんでもガンガンいった
「これがプロなんだなぁ〜」と俺は思った若い諸君
テレビゲームやパソコンばっかりやってたら
ロクな人間にはならないぞ
若者らしく、女のケツを追っかけろ
女のイエスとノー
「どっちでもいい」 は、イエス
「わかンない」 は、ノー男 「俺んちよってく」
女 「どっちでもいい」・・・・これは、イエス男 「今度会おうよ」
女 「ワカンナイ」 ・・・・・これは、ノー
占い
昔、まだハタチそこそこの頃、友達が桜台に住んでいた
池袋から西武池袋線で10分ほど行ったところ
友達は汚いアパートに住んでいたが
隣の部屋に、ある雑誌で占いを担当している男が住んでた
そいつの口癖が、
「今週は、なにを書こーかな〜」
お風呂
女 「男って、お風呂に入ったとき、なんで、『あっーー』って声出すの」
男 「本当に気持ちがイイときは、思わず声が出ちゃうんだよ」
女 「....」
男 「だろ」
演技かホントか
SEXのとき、女が本当に感じているのか、ふと疑うときがある
(こいつ、ほんとに感じているのか)
しかし、これだけは言える
本当にイイときは、「イイー」とか「気持ちイイ」とか言うもののだ
たとえば、熱いものに触ったときは、「アチッ」
痛いおもいをしたときは、「イテッ」
突発的なことに出くわすと、人間は反射的に言ってしまうものだ
だから、本当に気持ちのいいときは、
「気持ちイイー」って言うものさ
Collection
満月の夜に
男A 「いい月だなぁ。月にも人がいると思うか」
男B 「ああ。10万人ぐらいいるんじゃないか」
男A 「....」
男B 「....」
男A 「じゃあ、三日月の時は窮屈だろうな」
節約
上司 「俺はいつも200円得しているんだ」
部下 「どうしてですか」
上司 「朝、会社までバスの後ろを原付で走ってるんだよ」
部下 「そうですか。でも、それなら僕は1500円くらい得してますよ」
上司 「なんで」
部下 「タクシーの後ろ走ってるンすよ」
再会
医学生 「かあさーん。今日鈴木にあったよ」
母さん 「鈴木って、どの鈴木さんよ」
医学生 「ほら、僕と一緒に受験勉強頑張った鈴木だよ」
母さん 「ああ、あの鈴木さんね。
でもあの人なら、受験に失敗して自殺したんじゃなかったかしら」
医学生 「そうだよ。今日の死体解剖が彼だったんだよ」
母さん 「....」
出張
ある会社の社員である白人と黒人二人がある街に出張した。
二人はツインルームに泊まった。
朝、黒人が先に起きて、まだ寝てる白人の顔をマジックで真っ黒に塗って仕事に出かけた。
白人が目覚めて顔を洗おうと洗面台に立った。
真っ黒な自分の顔を見て
「あのやろう。俺より先に鏡を見たな!」
あるステーキ屋で
A男 「俺はこっちの安いステーキにしようかな」
B男 「じゃあ、俺はこっちの高いステーキ」
ウエイター 「かしこまりました」
・
・
ウエイター 「安いステーキです」
A男 「あ、俺。ウワー、硬そうな肉」
ギコギコ
A男 「だめだ。全然切れねぇー」
B男 「高いほうにすれば良かったのに」
・
・
ウエイター 「高いステーキです」
B男 「....」
A男 「....」
B男 「おい、安いほうの肉とまったく同じじゃないか」
ウエイター 「いいえ、そちらにはよく切れるナイフがついてます」
天才秀才馬鹿シリーズ
(おなかの大きいブルドッグのメスを見てひとこと)
天才 : 「僕の計算だと、あと一週間で生まれるよ」
秀才 : 「ブルドッグだけど、赤ちゃんは可愛いだろうなぁ」
馬鹿 : 「悪いなぁー。迷惑かけちゃって」(天才秀才馬鹿シリーズ)
1970年代に文化放送の深夜番組『セイヤング』の中の大人気のコーナーで、歌手の谷村新司さんがDJをつとめた。
再会2
旦那 「いよっ。そこを行くのは、疫病神じゃねぇか」
疫病神 「ああ、旦那」
旦那 「暫くだなー。どこ行ってたんだよ」
疫病神 「最近不景気で、忙しくって、忙しくって」
by Charlie