連鎖反応を引き起こすマスメディア

〜納得したい大人たち〜

 

08 - 2000.6.10

 

2000.5.15

17才前後の事件が相次いでいます。 明らかに連鎖反応が起きています。
なぜ連鎖反応が起きるのでしょうか?
その原因は、マスコミの報道であることは明らか。
虐め自殺が起きたとき、その後に自殺の連鎖反応が起きるときといっしょです。
マスコミが報道しなければ連鎖反応は絶対に起きません。
なぜなら、自殺する彼らはそのきっかけを知りえないのだから。
とはいうものの、これだけの事件を報道しないわけにはいかないでしょう。
頭の痛いところですが、今回の連鎖的な事件は、「17才」を強調しすぎるところにあります。
ニュース番組は、もっと淡々としゃべればいいのです。 昔のように。
感情をいくら込めても報道しても、世の中は良くならないことはニュースステーションが証明しています。


とりあえずコメントしたがるニュースキャスター

 

今、6月10日。
案の定、テレビをはじめとするマスメディアが『17才』をキーワードに番組を作りました。
そして、その後も連鎖反応(少年たちの殺人事件)が数件起きています。
テレビは、『17才』をキーワードに番組を組めば数字(視聴率)がとれる勘定。
つまり、連鎖反応が起きようが起きまいがそんなことはお構いなし。
テレビは視聴率、雑誌は発行部数しか頭にない。
連鎖反応を引き起こしている原因が自分たちにあることを知ってか知らずか、
『これでもか』と特集を組みます。
NKKまで特集を組む。
苛められて自殺した子を大々的に報道して、
その後連鎖反応が起きるのとまったくいっしょ。

連鎖反応を引き起こしている張本人が自分たちであることに気づかず、
真剣な顔をして『事件』を語ります。
どうにかして答えを見つけようとする。
答えを見つけたいのは、自分自身を納得させたいために他ならないのに。
ニュース番組がこの手の特集を組んでも、ワイドショーの井戸端会議と変わりません。
言いたいことを言って、あとは知らんぷり。
プロ野球とJリーグで馬鹿騒ぎ。

少年少女は多感であるから連鎖反応が起きやすいのです。
しかし、いつものように、この連鎖反応も時期に終わります。
時が経つと、『17才』をキーワードにしても数字(視聴率)が取れなくなります。
そうするとテレビは特集を組まなくなる。
或いは、別の大きな事件、または事故がおきて世の中の関心はそちらに向かいます。
そして、連鎖反応も終結します。

(補足)
心理学者の中に僕と同じ考えの人がいる。
たぶん、少なくないだろう。
しかし、このような考えの人をマスコミは取り合わない。

 

 

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