近未来予測

2005年 新春号

12/30 日経平均 11,488円   TOPIX 1149p    1ドル=102.90円

 

森を見ず木を見よ

 優勝劣敗が突き進む今日において、みんな仲良く上昇、或いは下降することなどありえません。強い企業が増収増益と共に株価も上昇し、弱い企業は泣かず飛ばずが続きます。 日経平均、景気や増税、周りの雰囲気に気を取られすぎると、とても株を買う気はなくなるでしょう。 しかし、自分の給料が少なくても自分の会社がイマイチでも、それを尻目に大儲けしている企業が沢山あるのです。 そうした頑張っている企業に投資すればかなりのリターンが帰ってくるかもしれません。 


中国の次は、インド、タイ、ベトナム、インドネシア・・・

 「中国の景気は曲がり角に来ている、まもなくバブル崩壊する」、「いやいや元切り上げをきっかけにまだまだ成長する」。 など、中国に関しての見方は強気派と弱気派の真っ二つ。 僕も良くわかりません。 しかし、分かっていることが一つ。 それは、インドやタイなどのアジア経済が順調なことです。 特にオートバイについては、ホンダ、ヤマハ、スズキ共に現地に工場新設を発表。

 日本の景気など関係ない。 と言えば大げさになりますが、相当に落ち込まない限り安心と見ています。 なぜなら、アジアの経済が伸びているのならアジアにモノを売っている企業は元気なはずだから。 グローバルな世の中と言われて久しいですが、今こそアジアに目を向けるべきでしょう。


今年はM&A元年になる(木戸次郎氏)

 「日本企業買収の流れが本格化することを原動力に今年は日経平均が2万円を目指す」。 06年には商法が改正され外資が日本企業を買収しやすい環境が整うが、それに先立つ05年から日本法人を通して株を買い集めるなど買収準備が始まる。

 もともと技術力に優れている日本企業には、ここ数年で厳しいリストラを行って収益体制も強化されている。 企業としての価値は高まっているのに株価は超割安なままであり、日本企業の多くは絶好の買収対象となっている。

復活するIT産業(長谷川慶太郎氏)

最後に、僕が最も信頼している長谷川慶太郎さんの記事を添付しておきます。

長谷川慶太郎の動きを追うより(04/12/24)

来年の注目業種として筆者は、IT産業を上げておきたい。年末に発表されたが、米国の携帯電話業界のM&A、第3位のスプリント社が350億ドルの巨額の投資で第5位のネクステル社を買収した。その理由をスプリント社の経営者は「第三世代の携帯電話」の本格的導入に必要な経営体制の整備と述べた。米国の携帯電話業界が現在の主流、第二世代からより性能の高い第三世代への転換に踏み切ったのである。今の世界で日本だけが第三世代を普及させているが、米国が導入に踏み切れば欧州も倣うのは当然で、平成17年は日本のIT産業に思わぬ特需を齎す動きが、一挙に表面化する可能性が大きい。とくに電子部品業界に大量の発注が殺到すると予想して不思議はない。関連する電子部品生産設備の業界にも、大幅な売上増が予想される。この分野から始まって、日本経済に新しい成長への動きが本格化するに違いない。

平成17年は、「調整」が基調と言う一般の予想と違って、筆者は強気である。先に挙げた携帯電話の例に見られるように、サービス業界でも顧客は絶えず高度な技術を盛り込んだものを強く求めている。それには第三世代の携帯電話が第二世代とは大きく異なる高度な技術を盛り込む必要があり、こうした高度技術を身に着けた企業がこうした高度技術を有効に活用する際に、最大の恩恵を受ける資格がある。平成17年はこの技術水準の高低が企業の収益を左右する際立った格差が表面化する年になるに違いない。

 

過去の予想記録

 04年12月 04年5月 04年4月 04年1月 03年1〜12月
 
02年7〜12月  02年1〜6月 01年7〜12月  01年1〜6月
 
00年7〜12月  00年1〜6月 99年7〜12月  99年1〜6月

 

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by
羽柴孔明