マダニについて
以下、AllAbout からです。
ダニ感染症(重症熱性血小板減少症候群)とは
マダニというダニに咬まれると発病する可能性があります。「SFTS(severe fever with thrombocytopenia syndrome)」とも呼ばれる新種のウイルス、ブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類されたSFTSウイルスによって起こります。
中国で初めて報告され、ダニを介して感染する感染症ですが、原因のダニはマダニ、オウシマダニと言われ、家にいるチリダニとは異なります。
マダニは日本中に分布し、春から秋に活動が活発になります。これから春を迎える時に野山などに入るのは注意しましょう。以下では「ダニ感染症」と表記します。
ダニ感染症の潜伏期間・症状
SFTSウイルスに感染すると、6日から2週間の潜伏期間(感染から発症までの期間)を経て、発症します。名前の通り、発熱と血を止めるために必要な血液の成分である血小板が減少し、出血しやすくなります。
・発熱
・食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状
・頭痛、筋肉痛
・意識障害、けいれん、こん睡などの神経症状
・リンパ節腫脹
・咳、咽頭痛の呼吸器症状
・紫斑、下血などの出血症状
などの症状が見られます。死亡率は約10%と高く、危険なウイルスでもあります。
ダニ感染症の検査法
血液などのSFTSウイルスの分離、遺伝子が検出されると診断できます。血液検査でもSFTSウイルスに対する抗体が感染した急性期と約2週間後の回復期で上昇していると、SFTSウイルスの感染が証明されます。しかし、これらの検査は、一般の医療機関では検査ができず、国立感染研究所で行われます。患者の血液を国立感染症研究所に送り、検査してもらうことになります。
ダニ感染症の治療法
新しい病気ですので、特効薬もワクチンもありません。症状に応じた治療になってしまいます。リバビリンという抗ウイルス薬の使用した報告がありますが、効果については証明されていません。
ダニ感染症の予防法
現在は人から人への感染はないので、SFTSウイルスを持ったマダニに刺されないようにすることが大切です。ダニに刺されない対策としては
・不要な農作業や山林作業を避ける
・長袖、長ズボン、手袋などを着用する
・肌の露出部分には防虫スプレーを使用する
・草むらや地面に直接座らない。衣類を地面に置かない
・野山、草むらに入った後は、すぐに入浴して新しい服に着替える
もし、マダニに刺されてしまった場合、そのことを医師に伝えてください。ダニに刺されて起こる病気は、ダニ感染症だけでなく、日本紅斑熱、ワイル病、ライム病など、さまざまです。ダニに刺されて何らかの症状が出た場合、しっかり検査していく必要があります。
ここまでがAllAbout
肌の露出部分に防虫スプレーとありますが、服にも、つまり身体全体(顔以外)にスプレーした方がいいでしょう。なぜなら、マダニは一旦服に取り付いた後、身体の中に進入してくる可能性があるからです。カバンなど持ち物にもスプレーしておいた方がいいでしょうね。
で、人体にも吹きかけられる防虫スプレーを色々探したのですが・・・無くて。蚊用など、天然アロマ防虫スプレーはあるけどダニに効くかどうか?
しかし思ったのですが、長袖長ズボンにしていれば、肌が露出しているところは顔と手ぐらいでしょう。手袋をすれば顔だけが露出。ならば、服と持ち物にダニ用の防虫スプレーを吹きかければいいかな、と。
この防虫スプレーを服、カバンなどに吹きかけるといいと思います。
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TAGS: マダニ | 2013年4月25日