押入れ・クローゼットのダニ退治
押入れ、クローゼットもダニのすみかになっている。
防虫シートより備長炭シートがオススメ
薬局やホームセンターに行けば必ず置いてある押し入れ用の防虫シート。半年間も持って便利なようだが、ダニの耐性を強くしてしまう可能性もある。殺虫剤や防虫シートは、ダニなどの虫を強くしてしまう危険があるのだ。また、防虫シートは殺虫剤同様、人間にまったく害がないともいえないだろう。特に小さな子供がいる家には控えたい。その点、備長炭なら防虫、防カビの作用があり、人体にも安全性が高い。
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押入れには除湿剤を置き、ふすまは少し開けておく
押入れや靴箱に『湿気とり』を置くことは常識化しつつあるが、ふすまを閉めっぱなしにしないのも湿気を抑える効果がある。 空気の流れをつくることが湿気対策のひとつなのだ。
衣装ケースの中にもダニが
ダニは衣類にもついている。
衣装ケースの中にも思ったより多くのダニが潜んでいるのだ。
ただ、何度も言うように、
洗濯機で水洗いすれば薄手の衣類ならダニは90%除去される。【住まいのQ&Aダニ・カビ・結露(井上書院)】
布団や毛布などには中に入り込んでいるから洗濯機で洗ったぐらいでは死なないが、下着など薄着のものなら洗い流されるのだ。だから、ダニ被害にあったときは、ケースの中のすべての衣類を洗えばいい。一つでもダニが付いているとそこから繁殖しかねない。一旦ケースを空にし、雑巾でよく中をふいておこう。完璧をきすなら熱湯につけた後、洗えばいい。あるいは、乾燥機(50度以上30分)で乾燥させよう。
普段着るものとめったに着ないものを同じ衣装ケースの中に入れるのはやめよう。めったに着ない衣類にダニが付着、増殖し、その上に普段着るものを乗せれば、当然ダニはくっついてくる。
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衣類を畳やカーペットの上に置かない
せっかく衣類をきれいに洗っても、タンスにしまうときにカーペットなどの上に一旦置いてしまうと、ダニがくっついてくることも十分考えられる。気をつけよう。また、衣類をむやみに部屋に脱ぎ捨てない。これもダニを繁殖させる原因になる。すぐに洗濯用の容器に入れよう。
スーツはブラッシング
スーツなど、洗濯機では洗えないものはどうしたらいいだろう。日干しなんかしたら色焼けしてしまいかねないし・・・布団乾燥機を使えないこともないだろうが・・・ここで思い出してほしいのは、『餌を絶つ』。そう、ダニの餌となっている人間のフケ、髪の毛などを取り除けばいい。肩のあたりを重点にスーツにブラシをかけて、フケ、髪の毛を落とそう。
布団の下に『すのこ』を置く
布団の下にすのこを置けば、風通しがよくなり、湿気を抑えられる。
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2010年3月23日